高校生お嬢様&イケメン執事
「り、理由なんてどう答えんのよ!」


「どう…?分かりませんか?思った事を言えば良いんですよ」


「お、思った事?」


 いい加減離れてよ〜!真山の吐息が顔にかかっており、私は多分とてつもなく顔が赤いと思う。


「紗綾〜、どこいんの〜」


 奈流ちゃんの声だ!


「ほら、奈流ちゃん来ちゃうからどいて」


「……しかたありませんね」


 ため息をつきながら離れる真山に、私は安堵のため息をついた。


「つづきは帰ってから」


 ニコッと笑い先にお店に戻って行く姿を見つめ、ふと思う


  つづきは帰ってから…?


「つ、つづきがあんの〜!?」


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