高校生お嬢様&イケメン執事
 壁に押しつけられたと思ったら、手で軽く目をふさがれてしまう。


 そのあまりの早さに、抵抗するまもなくなされるままになってしまった。


「ちょっと!!…………っつ」


 そして、首もとに息がかかったと思うと、次の瞬間チクリとした痛みが走った。


「あなたは自分のことをよくわかっておられない。ならば、頼みますから護れる範囲に居て貰わなければ。なにか会ったりしたら俺はもう…………」
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