高校生お嬢様&イケメン執事
「しかし、車でないと間に合わないかと...」
 

 心配してる雰囲気をかもちだしつつ、ニコッとしながらしらじらしく言う真島に恨めしい視線を送った。


「くっ...、じゃあ、半径100メートル以上の所に車をとめて。そこから、ダッシュするから。」


「かしこまりました」


 残念と言うように、肩を落としながら車のドアを空けた。


 そんなに私をいじめたかったのか、こいつは(怒)

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