片思いの空
優介も一緒に居た



仲良く腕を組んでいる



何より心に突き刺さったのは二人の笑顔



すっごくキラキラしてる…


「優介、あの子達知り合い?」



見とれていた私達の様子に気づいたようだ




慌て前を見たが遅かった




「んー…あれ?田代さん!!」



優介君の声




いやだな…
今はしゃべりたくないのに…




「ぐっ…偶然だね」


そう言って無理矢理笑顔を作った




「わぁ〜!!かわいいっ!!小さい子だね!!」


キラキラした笑顔
そしてわたしの頭を優しく撫でた



「亜美、失礼だよ」



その声にハッとしたのか急いで謝った



「ごっ…ごめんね!!わたしは亜美、

えーっと桜高の3年!!名前は?」




「さやです、星美高1年生です」




「そうなんだ〜、よろしくね!!さやちゃん」



そういって微笑んだ顔はとても綺麗で優しかった






それからわたしと純ちゃんはドーナツを買ってなるべく優介君達から遠い席に座った





「さやっ…大丈夫?」


心配そうな純ちゃん
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