片思いの空
それにしても和馬と優介君友達だったんだ



ビックリ



駅に着いたころ



〜♪〜♪



あっ着信だ



「もしもし」



でたのは優介君


えっどういう事!?


もしかして…



「ビックリした?」

優介君の笑ったような声

電話早っ!!


「わたしの携帯が鳴ったのかと思ったよ」


「前も言おうと思ったんだけど、着信同じだね」



「ビックリだよぉ〜」



優介君につられて笑顔になる



「お前ら…どーゆう関係?」

苦笑いの和馬



「友達だよ?」


自分で言って自分でへこむ
だって優介君にはお似合いの彼女が居る



和馬が優介君に近づき何か耳元で囁いた



ん?
なんの話?



ちょうどその時
電車がきた




ーー…




「じゃあまた明日」


わたしと和馬は優介君に手を振った


帰りの道のりはあっという間だね…




「お前らいつの間にあんなに仲良くなってんだ?」


「うーん、いつの間にかかな?」


そういえば、いつの間にか挨拶するようになってて

目があったら手を振るようになってて

廊下で合ったら話すようになってた
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