¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
この優菜に対しての恋愛話は昼休みが終わるまで延々と聴かされたのであった



うぅ、誰か助けてぇーよー!






――放課後

渡り廊下


地獄の恋愛説教から解放されて早三時間。


まだ説教疲れが無くならない・・・


「ふ、ぅ〜ん・・・」



疲れを出す様に伸びをしてると…



「なかなか色っぽい声♪」



「男だったらイチコロだな」



美羽と呉葉が脇をくすぐってきた




「っちょ…ぎゃっ!や、やめて!…こ、声だけで・・・イチコロにぃ・・・なるわけないでしょ!」



二人はやがて手を止めて・・・



美羽達から盛大なため息が出てくる


「ったく、」「もぅ!」


二人は首を左右に振った


「あ、私図書室行ってくる。返したい本を返すの忘れちゃって」



「いいよ、行ってきなさい。ただし、30分以内で。」


OKしてくれた。条件付きで・・・



・・・昼間さ、告白されたじゃないですか。


その後、本を返しにカウンターに行ったらカウンターに誰も居なかったです。



事情説明してるうちに図書室に着いちゃいました


「あの」


「?」



どこからか少年っぽい声が聞こえた




気のせいか?



気のせいじゃないはず…。
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