¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
上等だ。
俺、そいつの事知りたいから挑んでやる。



藤蔵さんはわざとらしく咳をした。



「そやつはの・・・優菜と会った事ある。」



優菜しか分からないじゃないか。

ある種のイジメだよな?これ。



「え?」



優菜は能天気に首を傾げる。



「でな、そいつは優菜に告白したんだよ。」



・・・おい、藤蔵。
てめぇ、喧嘩売ってんのか?


それって優菜にしか分からないよな。


俺は右手に出来た拳を一生懸命抑える。


・・・殴りたいのは山々だけどさ・・・



藤蔵さんの顔が笑ってるから裏がありそうなんだよ。
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