¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
「まぁ!忘れてたわ!真、キッチンに来て!」


美人さんは右奥の扉――キッチンに向かった


「あの人は、瀬戸内瑞希で僕の母親。」


やっぱりそうなんだ・・・

「似てる!」

「よく言われる。」


誰から見ても似ているんだよねぇ

真くんが靴を脱いで家に上がった



「あ、あの・・・私はどこにいたら・・・」



初めて同年代の人の家に入ったからイマイチどうすればいいか分からない


「ついて来て」


真くんは左手を差し出した


私は彼の左手に右手を載せて瀬戸内ママにいるキッチンへと向かった


ガチャッ


「母さん…」


真くんが呆れたため息と母を呼ぶ声が出た。


「…。」


私は口を開けたままポカンと絶句していた


「もぅ!そこで突っ立っていないで手伝って!」


瀬戸内ママは馴れた手つきで鍋を拾っていた
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