¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
そう、NABE。

○今の状況を説明しよう
真と優菜はキッチンの扉の前で突っ立ってる
キッチンは今、瓦礫の山如く鍋の山と化してる
そして瑞希は床に刺さった色々な包丁を抜こうとしてる





「うぬぬぅ〜!」


瑞希は顔を紅くして包丁を抜いてる

・・・嫌な予感。


ツルッ


「あ・・・」


瑞希は手を滑らせて体勢を崩した


「あぶ・・・――」



――ヒュンッ!

私の横に風が吹いた

そして――


「・・・瑞希、大丈夫か?」



三十代後半の美形の格好いい男が瑞希を抱っこ――お姫様抱っこしていた

ある意味格好いい。



「大丈夫よ、眞(しん)」


眞という男は瑞希を近くにあった椅子に座らせた


薬指に指輪・・・。そして瀬戸内ママの薬指に同じ指輪が・・・


ってことは・・・
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