¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
「わかりました。」



瀬戸内って言ったらパパさんとママさんと真が振り向いちゃうもんね



「よぉし!片付けないと」



キッチンの瓦礫の山如く鍋の山を片付けようとする瑞希と眞。まだ鍋一つも手をつけてない


・・・もちろん、包丁も。



「真、優菜ちゃんをお前の部屋に連れてってあげなさい」


「あ、手伝います!」



さっきの瑞希さんの見事なドジを見たら手伝わざる得ない



でも、優しい眞さんは・・・



「大切な息子の彼女に、しかもお客様にそんなことさせないよ」





と断ってしまった





「んじゃ、俺手伝うよ」



「駄目。彼女をほっとくのもってのほかよ」



だったら私がここにいたらいいじゃないか



眞さんは私の脳内言葉に被せるように言った




「私達が二人きりになりたいだ。」




チクリ…


心が痛む。


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