¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
「・・・。」


視線がものすごく痛い。

「あの・・・あまり見ないでください」



泣き顔を見られるのは恥ずかしい



「顔を隠せばいいだろ?」



うっ・・・
そ、そうだけど・・・



「ハンカチまでドロドロになってしまってて」



ハハ・・・と笑ってみせたけど相手は笑ってくれない

そのかわりに顔から布らしいのが降ってきた



「?」

「それでふいて着たらたら、ついてこい」


鬼男(優菜命名)は出て行ってしまった



被せられた布を見てみる。ハンカチと制服だった。

鬼男はなんだかんだで優しかった



とりあえず、外で鬼男が待ってるはずだから着替える



気持ち悪い。
なにしろドロドロだからね・・・



風呂に入りたい衝動を抑えて外に出た



鬼男は私を一瞥するなりとっと歩いていってしまった


私は鬼男を遅れをとらないように走った。
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