¨*:†FOREVER LOVE†:*¨  下から恋、上からの愛。
美羽は私の耳をじっとみた


耳を貸せと?

なるぅ、会長に言えない事か

私は耳を美羽に向けた



「呉葉は会長の事が好きなの。」




え、え、えぇー?!



「美羽!呉葉には真がいるじゃん!」



そうだよ。二人は両想いなんだもん。有り得ないもん。




美羽が、は?と顔を歪ませた



「優菜なに言ってんの?呉葉の好きな人は今日の朝、本人の声でこの耳で聞いたんだから」


じゃあ、あの女の子が言ってた事はなによ・・・



「本当なの?」



美羽は力強く頷いた


瞳にも偽りがない。
じゃあ、じゃあ、目を背けたのは?背中を背けたのは?


・・・駄目だ。いくら考えでもわからない。
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