恋、する―。










「…はぁ、はぁ」


「…はーっ疲れた」


何とか遅れずに済んだみたいだ…

クラス発表の紙を見てる人がまだ沢山いる。




「…えーと」

「うん、同じクラスだ。よろしく!」


「あっ、はい!よろしくお願いします。

…ところで何組ですか?私たち。」


「3組」


「3組…?
あ、やった人生で始めて3組になった!」


「え?あー…俺は………3回目、だな」


「3組3回目ですか、ふふっ」


「…ちょっと変な子」


「変ですか!?」

「うん」

ガーン…



「ま、可愛いけど。」

「か、可愛いですか…?」









「…教室行くか」

「なんですか、今の間はー」




こうして泉のハイスクールライフは始まったのであった――


 
< 15 / 18 >

この作品をシェア

pagetop