風神I
まぁ、別にわからなくてもいいか。
あたしに関係ないし。
あたしは二人と体育館を出た。
時間は12時を少し過ぎたところだった。
「じゃぁ、あたし帰るから。」
「帰んの?今から教室に移動だけど、」
「めんどくさいし、今日はいろいろと疲れた。」
あたしは校門へ向かって歩き始めた。
後ろで氷真が呼んでる声が聞こえたけど無視した。
今日は喋り過ぎた。
それに、喋り過ぎたせいかまたお腹が空いてきた。
帰ってご飯食べて寝たい。
そういえば、家に食べ物なかったんだ。
スーパーよってカップ麺でも買いだめしておこう。
そんなことを思いながら学校を出て家に帰った。