風神I
「ほんとにゴメンな?電話しててきずかなかった。」
相手の顏を見ると、あたしより少し長い髪に銀髪、左目の斜め横に泣きボクロのなんともセクシーな男がたっていた。
顏綺麗すぎでしょ。
男でこんな綺麗な顏見たことないって。
身長だって、180はありそうだ。
「ねぇ君、大丈夫?頭でもうった?」
やば!!見とれてた。
「大丈夫。」
あたしはそう答えると男の持っていた携帯に目を向けた。
「電話してたんじゃないの?」
「あぁ、もう切ったから大丈夫。」
男はそう言うと、携帯をポケットにしまった。