君のためにできること

「うんん…そうじゃなくて、今はいろいろ探索中なんだけど…【rose】もほんとうはあたし一人で【rose】なんだ、今日の二人もいつもお世話になってる人について貰ったから。いつかは本気であたしとやりたい人さがしてちゃんとした【rose】を作っていきたいんだよね。」

心の内では口に出した以上に彼女に魅了されていった僕がいた。

「正直に言ってカッコよかったよ。それにちゃんと考えてるんだね。そういうとこ…すごいと思う。」

彼女が余りにも魅力的過ぎて僕は本音をいう他なかった。そんな僕に彼女は少し驚きの表情を見せていう。

「へぇー今日はやけに素直じゃん。」

「いつも素直だろ?」

「どこがだよ。いつも生意気な口たたくじゃんか。ってかこれでどーよ?やるきでた?」

「そーだな…まぁ…頑張ってみたくなったかな。」



< 30 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop