小悪魔れんあい
第6話 麗奈side
「…はあ~…」
さっきからもう何度目になるだろう。
このため息。
尽きる事をしらないため息は、何度もあたしの中から出てくる。
昨日はよく眠れなかった。
あんな場面に遭遇して笑っていられる程、あたしは強くない。
夢だったと笑って叫心と話したい。
今日、もし叫心と会ったなら
…まずは何を話そう?
ううん。
その前に、あたしはちゃんと話せるのかな?
ちゃんと叫心を見て、話せるのかな…?
「はあ~」
と、またため息をついた時だった。
「麗奈?どしたの?ため息なんかついて~!!」
教室の前で愛に出会った。
「愛…?…おはよ…」
「テンション低っっ!!!」
「…普通だよ~」
2人で共に教室に入る。
「やっぱりなんかあった?」
「愛ちゃん……聞いてくれる~?」
と、愛に駆け寄った瞬間だった。
「え…、?何これ…」
目の前に見えたのは自分の机の無惨な姿。
机が何かで引っ掻かれて、その引っ掻き傷で文字がかかれてる。
"尻軽女!"
"淫乱野郎!!"
「嘘でしょ…?」
「麗奈…、これって…」
無惨な机を目の前にして、あたしの足はガクガクと震えている。
辛い。
何であたしだけ?
誰がこんな事を…?
あたしの中にたくさんの疑問が行き交った。
さっきからもう何度目になるだろう。
このため息。
尽きる事をしらないため息は、何度もあたしの中から出てくる。
昨日はよく眠れなかった。
あんな場面に遭遇して笑っていられる程、あたしは強くない。
夢だったと笑って叫心と話したい。
今日、もし叫心と会ったなら
…まずは何を話そう?
ううん。
その前に、あたしはちゃんと話せるのかな?
ちゃんと叫心を見て、話せるのかな…?
「はあ~」
と、またため息をついた時だった。
「麗奈?どしたの?ため息なんかついて~!!」
教室の前で愛に出会った。
「愛…?…おはよ…」
「テンション低っっ!!!」
「…普通だよ~」
2人で共に教室に入る。
「やっぱりなんかあった?」
「愛ちゃん……聞いてくれる~?」
と、愛に駆け寄った瞬間だった。
「え…、?何これ…」
目の前に見えたのは自分の机の無惨な姿。
机が何かで引っ掻かれて、その引っ掻き傷で文字がかかれてる。
"尻軽女!"
"淫乱野郎!!"
「嘘でしょ…?」
「麗奈…、これって…」
無惨な机を目の前にして、あたしの足はガクガクと震えている。
辛い。
何であたしだけ?
誰がこんな事を…?
あたしの中にたくさんの疑問が行き交った。