私と彼の365日

保健室に着くと保健の先生はいなかくて
男の子は私を入口の近くの長椅子に座らせた


「大丈夫?」


男の子は心配そうに長椅子の前に膝立ちになって私の様子をうかがっていた




ずっと伏せていた顔を上げて男の子を見てビックリした






その男の子は驚くほど綺麗な顔立ちをしていて澄んだ瞳に吸い込まれそうになった









< 5 / 222 >

この作品をシェア

pagetop