私と彼の365日
午後の授業の予鈴が鳴り紗弥と教室に戻っている途中、何気なくポケットに手を入れてみるとケータイが無いことに気がついた
「あっ!!」
「どうしたの?」
「ケータイが無い!
どこかに落としてきたのかな…?」
「まだ、ちょっと時間あるからベンチのとこまで探しに行ってこれば?
お弁当箱はあたしが持って行っとくから」
「ありがとう、紗弥。
じゃあ、ちょっと探しに行ってくるね!」
お弁当箱を紗弥に預けて走って中庭に向かった