恋人ごっこ 〜幼なじみと Love☆battle〜




−教室−


ハル)「―――って事だから。葵の誕生日だし、2人共行くよな?」


陽の問いかけに、頷く芽衣子と光流。

ヒカル)「遊園地かぁー、めっちゃ楽しそうだな!!」

メイコ)「色々あったし、息抜きも兼ねて、ね。

よかったわね、葵。」


この『よかった』には、本当に色々な意味も込められているのだろう。


アオイ)「うんっ。

集合場所は、△△駅の前で、時間は、8時とか?

持ち物は・・・えーっと・・とりあえず、お金は5000円くらいあればいいかな。」

ハル)「あ、葵は、財布持って来なくていいから。」

アオイ)「えっ!?なんで!??」


ハル)「葵誕生日だし。俺が奢ってやるよ。」

アオイ)「えっ、そんなの悪いよ!!!」

メイコ)「まぁ、まぁ、いいんじゃない?
色々苦労させられたんだし。」

ヒカル)「そう、そう!高い物買ってもらえよ!」


アオイ)「え、でも・・・」

ハル)「とにかく、甘えとけって。

彼女(お前)は、彼氏(俺)の言うこと 聞いとけばいいの。


わかった?」

アオイ)「ん・・・じゃあ、お言葉に甘えて・・・・・・」

ハル)「ん。イイコ♪」




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