恋人ごっこ 〜幼なじみと Love☆battle〜
あっさり離された事に寂しさを感じ、陽の制服の裾を軽く握った。
ハル)「ん?どうした??」
絶対わかって言ってる!!!
この確信犯がっ!!
アオイ)「・・・意地悪しないで。」
ハル)「ははっ。何の事かなぁ?
ほら、どうしてほしいの?」
アオイ)「〜〜
簡単に・・・
離さないでよねっ!」
ハル)「ふ。ごめん、面白くて。」
そう言って、また葵を包みこんだ。
今度は、背中と、腰に回した手に、先程より、より一層力を込める。
アオイ)「やっぱり、面白がってたんじゃん。」
と、憎まれ口を叩く葵も、笑顔で、腕を回している。
絶対に、お仕置きは嫌だと思った葵だったが、今は幸せだった。