恋人ごっこ 〜幼なじみと Love☆battle〜
「あら、オシャレして!
頑張ってくるのよ!」
2階にある自分の部屋から、1階に下りて、お母さんに、よくわからないエールを送られる。
幼なじみというのは、厄介な事に、情報も筒抜けなわけで・・・
私達が、手を繋ぎながら登下校するせいもあって、付き合っていることは、お互いの両親にも伝わっていたのだ。
アオイ)「休日なんだから、このくらい普通だよっ。」
「ふふっ、素直じゃないんだから。
じゃあ、陽君によろしくね。
行ってらっしゃい。」
アオイ)「はぁい。
行って来ます。」
ちょっと不満は残るが、陽が待っているし、時間に余裕がないので、家を出た。