愛されるキモチ。
そんな母親だから金だって必要な分くれたりしない。
だから少しでもお金に余裕を持ちたいからバイトを始めたのもある。
家の玄関を開けようとしたら反対側から開いた。
「あら?今帰り?もーちょっと遅くに帰ってきなさいよ。家でゆっくり出来ないじゃない」
「………」
寂しいなんか…思わない
これが当たり前なんだから…
「まぁいいわ。今日は今から出掛けるから。じゃあね」
「……どこ行くの」
いつもなら話しかけないのに…
母も驚いて私を見ている
「……どこだっていいでしょ。あんたに教える必要ないわ」
ズキン……
なんで自分から傷つくことゆってんだろ…
♪~♪♪~~……
その時母の携帯が鳴った。