愛されるキモチ。




木瀬くんは真剣な顔をしていた


こんな顔…


できるんだ…





「わかった」



理由聞かないんだ…
私が言いたくないのわかって



その優しさに涙が出そうになる




「ごめん、ばいばい」

自分から帰っていいよって
言ったくせに独りになることに

心細く感じた



慣れてるはずなのに
今日の私はおかしい

これ以上なにも求めちゃいけないのに



そんなことを考えていると

急に腕をひかれて
木瀬くんと向き合っていた



ち…近っ!(汗)



「だれが置いて帰る言ったよ?俺ん家に帰るぞ」





……HAI?



こいつ、頭打ったのか?(汗)






< 68 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop