私の恋and事件簿♥
「気付いてるってか、コクられた。苺愛と知り合う前に」



「そうなんだ…」



人って、過去にまでヤキモチとか妬くモノなのだろうか。

私より先に知り合ってたりするのは、必然的な事なのに…。



「俺はお前だけ。信じてろ」



北斗は私の左腕を強く掴みながら言う。

私は深く頷き、お茶を淹れて、北斗とタイミングをずらして部署へと戻った。

みんなにお茶を渡し、席に着くと、兄貴は「ごちそうさま」と、お弁当箱を返して来た。



「明日からは市ヶ谷さ…お義姉さんに頼んでね?」



「ヤダ。さつきに早起きさせたくない」



…甘やかすな馬鹿!!
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