私の恋and事件簿♥
どうやら、私たちは公認のカップルらしい。

私が受かれて、「係長ありがとうございます!」と言うと、「野神主任も君も、そっくりだな」と言われた。



「え…っ;;」



…嫌、なんだけど…。

兄貴みたいに、ちゃらんぽらんでもないし…。

私は北斗と顔を向き合わせた。

北斗は「ニテナイカラナ?;;」と、片言な日本語で、フォローを入れて来た。

…何で片言っ!?

ーーバシッ



「――った;;」



私は北斗の太ももを叩き、ムスッとしながら離れた。



「認めて貰えて早々、喧嘩かよ」



「兄貴のせいだよ!!」



―――至って単純な私。

兄貴に怒りの矛先が向けば、すぐに北斗へくっついて行く。




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