私の恋and事件簿♥
「何――っ!!?」



男は慌てて門を締めようとする。

…すいませんね!

これも仕事なんですわ!

ーードカッ

私は男の門を掴む腕を蹴り、田皆さんたちを送り込む。



「ちゃんと書類もありますから、組長さんに会わせて下さい?」



私は男に書類をピラピラと見せながら頼んだ。

ニヤリと笑った私に、男は案内を始めた。

たかが一発でビビるなんて、まだまだな男だ。

部屋を一部屋ずつに数人で調べて行くみんなを見ながら、私は途中で見付けた北斗の腕を引っ張り、四階にあるらしい組長室へ。



「ここここでございやすっ!;;」



デカイお屋敷だ…。
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