私の恋and事件簿♥
佐々木さんは千葉さんに呼ばれて、慌ててこちらへと来た。



「佐々木、俺らと飯でも食いに行こうぜ?」



「え、良いんですか!?」



佐々木さんは嬉しそうに笑う。

私と同い年だと、噂で聞いたけど、笑顔が少年のように輝かしい。



「良いって事よ。ファミレス…だけどな(笑)」



千葉さんは車のキーをクルクルと指で回しながら歩き出す。

私は「行きますか?」と、佐々木さんに声を掛け、一緒に千葉さんを追い掛けた。

1人、後部座席に座り、入り口を見ると、北斗と勅使川原さんが出て来た。

止める事もなく、2人で食事にでも行くんだ。
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