私の恋and事件簿♥
女性は身体を縮めて泣いてる。

ーーバンッ

停車したパトカーが、私を囲んだ。



「苺愛?」



「……ゲッ!;;
――またあんた!!」



私は山下さんを見て、思い切り、顔をしかめた。

兄貴は「まあまあ;;」と、私の肩を叩く。



「事情聴取は警察の仕事だ。
下がれ」



…はぁ゛ーッ!!?



「事情聴取は確かに警察の仕事かも知れない!けど、震えてる人を救急隊員としてほっとけないの!それに、口調を改めたらどうなのよッ!!」



私は“これでもか”というほど、山下さんを睨んだ。

…兄貴直伝の睨みはどうだ!!
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