私の恋and事件簿♥
「退け、スネ夫」



「ムッキィーッ!!!!」



けど、睨みは無意味だった。



「――った!;;」



私は役立たずの兄貴の足を踏みつけて、救急車に戻ろうとする。

でも、「あ、そうだ」と、声を掛けられた。



「…何よ?」



私は唇を尖らせながら、振り返った。



「お前、機関員、クビになったのか?(笑)」



…この野郎…。

私を馬鹿にしたら、痛い目に遇うって、教えてやろう。



「クビにされる前に、口を慎め。警視総監の娘を、ナメんなよ?」



「…ま、苺愛…!;;」



…どぁ゛ー!!;;

自爆したー!!;;
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