私の恋and事件簿♥
「私、北斗が大好き…。左手だって、必要。北斗を抱き締められるんだもん…。本当に、ごめんなさい…っ…」



北斗に泣きながら抱き着いた。

北斗は「どっちもどっちだな」と、頭を撫でてくれた。

勅使川原さんにも、謝らないとダメだよね。



「俺、勅使川原とは何もないけど、お前は?」



北斗は私を離すと、軽く睨みながら言って来た。

私は何もなかった事、佐々木さんには忘れない彼女が居る事、告白されたけど断った事を、全て話した。



「…ムカつく;;」



北斗は私の耳を唇を寄せながら言ってくる。
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