私の恋and事件簿♥
私は「ヤキモチだ!」と言いながら、北斗に唇を突き出した。



「ぅ、ンッ……」



北斗が笑った事に、“は?”と、突っ込もうとした刹那、舌を捩じ込まれた。

…病人に向かってがっつくな!

何て思ったけど、嬉しさが勝ってしまう。

私は半目でニコニコとしながら、ニヤニヤの北斗とキスを交わした。



「北斗、好き!
はい、どうぞ!(笑)」



熱なんて何のその。

私は髪を掻き上げながら、北斗に耳を向けた。



「愛してますけど、何か」



…ツンデレ?

え、何ですか?(笑)

私は「知ってましたけどッ!!」と強気で言って、北斗から顔を背けた。
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