私の恋and事件簿♥
しかし、北斗は「断る」と、資料を見つめる。
…私も断りんたいけど。
「義理のお兄さんですよね?」
「お前もな」
「……はぁ…」
私はため息を吐きながら立ち上がり、カウンター越しに、「何ですか?」と訊ねた。
千葉さんは「頼まれたモノ、出して来たから」と言って、去って行く。
…へっ!?
“頼まれた”って、婚姻届だよね…?
「待った!待った!;;」
私は慌てて、カウンターから身を乗り出して止めた。
「何で出したんですか?;;」
私は“預かって”とは頼んだけど、“出して”とは頼んでないんだけど…。
…私も断りんたいけど。
「義理のお兄さんですよね?」
「お前もな」
「……はぁ…」
私はため息を吐きながら立ち上がり、カウンター越しに、「何ですか?」と訊ねた。
千葉さんは「頼まれたモノ、出して来たから」と言って、去って行く。
…へっ!?
“頼まれた”って、婚姻届だよね…?
「待った!待った!;;」
私は慌てて、カウンターから身を乗り出して止めた。
「何で出したんですか?;;」
私は“預かって”とは頼んだけど、“出して”とは頼んでないんだけど…。