私の恋and事件簿♥
店の前に着き、車で先ず周囲を囲んだ。

裏口などを総勢50人の安全課の人たちに塞いで貰い、他10人と私たち刑事5人は正面入り口に立った。

兄貴からメガホンを受け取った。

重たいし、スイッチを押しながらだから面倒だけど、パチンコ屋じゃ、地声には限界がある。

ボリュームを最大にし、トランシーバーの小型マイクを持った。



「こちら野神妹。これより…14時05分、突入します」



私は北斗の腕時計を見ながら、突入の合図を出し、中へと入った。

…ジャラジャラ煩いー;;

初めてパチンコ屋に入った私は、あまりの煩さに、眉間にシワを寄せた。

兄貴は警備室に走った。
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