私の恋and事件簿♥
残った木ノ島のメンバーは、私の周りに集まった。

私は涙を堪える為に上を向いて深呼吸。



「私たちは正面玄関から突入。
勅使川原さんと新人2人と係長は犯人の元へ行って下さい。私たち4人は、総監と次長の確保に。
発泡は最終手段。私たちの手で、人を傷付けない事を、目標にしましょう」



「「「『はい!』」」」



私たちは正面玄関へと向かった。



「待って!」



するとすぐ、母親に止められた。

母親は私に一つのお守りを持って来た。



「私は家で、ご馳走を作って待ってます。賢と北斗君、お父さんたちと、ちゃんと帰って来なさい」



私が「わかりました」と頷いたのを見届けると、母親は泣き顔で笑って帰って行く。
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