私の恋and事件簿♥
第3部 ⑥〜アイドル〜



―――翌朝、いつも以上に仲良く出勤。

夜勤をした田嘉里君に朝ご飯の差し入れ。



「ありがとうございます!!」



田嘉里君は、嬉しそうに笑い、すぐに手渡したオムレツ・ハムカツ・野菜の3種類のサンドイッチを食べ始めた。

私は買って来た缶コーヒーを飲みながら、届いたファックスを確認。



「はっ!?」



しかし、手が止まった。

後ろに居た沼田さんが、「どうしたー?」と、私の手から、用紙を奪う。



「ニュースに出てた、先導を切ってた若い女刑事さん素敵!美人!カッコいい!あ、これも。これもだ!」



私は「私ですよね?;;」と、自惚れ発言。
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