私の恋and事件簿♥
「私の父は、警視総監の、野神周造ーシュウゾウーです。父の名を語り、甘やかされたり、敬遠されるのが嫌で、署長にしか言えませんでした。すみません…」



私は朝陽に眩しさを感じながら、頭を下げた。

悪い事ではないだろうけど、隠してたのは、よくないかも知れない。



「謝る必要はない。署長も知ってたなら、俺が口を出す権利はないからな」



「でも…」



「お前…怒られたいのか?」



「まさか…;;」



私は首を振りながら、苦笑して答える。

桜山さんは「早く報告書を仕上げろよ?」と、シャワールームに消えて行く。
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