私の恋and事件簿♥
なのに、山下さんも織姫さんも追い掛けて来てる。

スーパーからの3分ほどで着いた現場。

野次馬の間を抜け、「下がって!!」と、人の進入を抑えてる消防団の人へと近付いた。



「木ノ島消防署の野神です」



「私たちは木ノ島警察署の者です。現状を教えて下さい」



私は織姫さんを見て固まる。

…警察官だったの?;;



「お疲れ様です!家屋が倒壊したのは、ここの家主が車を駐車しようとして、ブレーキと間違えてアクセスを踏み込み、玄関や柱を突き破ったのが原因だと思います。住人は避難しましたが、奥さんが調理をしてた為、火が点いたままで、いつ瓦礫に引火するかわかりません」



私は倒壊が進む家屋に近付き、中の状況を確認。
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