私の恋and事件簿♥
しかし、冷やさないとダメだ。

働けなくなるかも知れない…。



「お前は馬鹿か!俺より先に何で逃げなかったっ!!;;」



私が痛さを覚え、再び水に腕を浸けれないでいると、後ろから山下さんに腕を掴まれた。



「ゃあ゛ー…っ!!;;」



腕が千切れそうな痛みは、二度と体験しないと思うほど、私の体に電流を走らせる。

でも、私は機関員でも、元は消防士。



「人を…炎から…守るのが…仕事…です…」



簡単に出来る事じゃない。

私たちにしか、出来ない仕事。



「私は…妬きませんけど…腕は…焼きましたね…」



「馬鹿。ここまで来たら、大馬鹿だな…」



皮膚のタダレは、最小限に治まった。
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