私の恋and事件簿♥
《お前も頑張れよ》

何てシンプルで上から目線のメールだろうか。

《わかってますよーだ!》

私は報告書を書き終えてから、返信。

シャワーを浴び、片桐さんと斉藤さんが作ったお昼ご飯の八宝菜を食べる。

ーーピーッピーッ



『消防庁より木ノ島消防署へ出火報、出火報―…』



まだ二口しか食べてないのに、出動要請。

私たちは箸を放って走る。



「今日は多いな…」



馬場さんが後ろから心配そうな声で言う。

私は「そうですね」と返しながら、消防車へと乗り込んだ。



「第一小隊、出動します」



私は現場を頭の中の地図で考えながら、最短ルートを考える。
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