私の恋and事件簿♥
お水を飲んだ相川さんが、コトンとコップをテーブルに置く。

私のコップと並ぶように置かれたが…揺れてる?

相川さんが置いた時の振動で、私のコップのお水が波を打ってるのだろうか。



「「揺れてる…」」



私と相川さんの声がハモる。



「え?」



桜山さんが、私たちの声に反応。

ガタガタと揺れを増し、体感するほどに大きく揺れ始める。



「…震度3!震度3!」



斉藤さんが地震の計測器を見て叫ぶ。



「救急は出動の準備!ポンプは火災要請に備えるんだ!」



桜山さんの声に頷き、私たちは一斉に準備に取り掛かる。
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