黒猫は野良猫
第三章

運命の時



「浬音…分かっているな?」

「はい」




僕は明日‥死ぬ



或は僕の斜め後ろに座り父さんの話を聞いていた





「お前が玖音を守るんだ」

「はい」

「お前を生かしている理由は?」

「玖音を守るため」




父さんは頷くと立ち上がった
< 119 / 182 >

この作品をシェア

pagetop