黒猫は野良猫


「恨まない。これは俺が決めたことだから」


「…ごめんね」


「気にしないで下さい」






或は優しく笑った






僕は優しい或までも‥


殺してしまうのか





「或…………君を殺す」






「ん……先に行って待ってる」




僕は或に‥


ナイフを向けた
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