黒猫は野良猫
「俺はお前達を信じてる。黒猫が全国No.1になっているのは、お前達のおかげだ」
「「「「「‥総長」」」」」
「お前達が危険な時は知らせろ。必ず助けに行く」
その言葉にみんなは大きく頷いた。
そして黒猫の集会は終了した。
僕は玖音の手を握り、倉庫を出た。
学校に行ったことのない僕、なんだか不安をかんじていた。
玖音や幹部みたいに‥ちゃんと通えるだろうか…
「心配するな」
「…え」
「浬音は俺が守る」
「…うん」
「浬音は浬音だ」
玖音はそれだけ言うと黙った。
僕は玖音が好きだ‥
優しい玖音が大好き。