Love sky
『付き合う』ってどういうことなのか
まだちゃんと理解してなかった
まだまだ幼い自分。
ひょんなことから私は滑って川に落ちた。
浅い川だから流されることも
溺れることもなかったけど
全身びっしょり。
真也はすかさず私の手を取り引いてくれた。
「寒っ…」
季節は冬の始めであり当然寒い。
すると真也は突然抱きしめてきた。
「俺が温めてやるよ」
「うん…」
優しいキス。
そしてそのままゆっくり体が押し倒される。
………?
私はそれ以上のことをまだ知らなかった。
真也が私の服を剥いでいく。
「真也?寒いよ」
「大丈夫すぐ温かくなるから」
これが私の初体験。
なんだか恐くて抵抗したけど
真也の力強さに敵わなかった。
まさかもっとちゃんと『嫌だ』って
言えていれば良かったと
二度めの大きな後悔をするなんてね…―