好きの種類

最初
その特別の意味が
分からなかった。



友達の一人として
仲良くしましょう的な
意味なんだろうと。



気が付けば
あれから2時間
車の中で話してる。



もうそろそろ
帰らなくちゃならない。



「あの...せっかくなんだけど
時間なんだ」



「そっか...
まぁ主婦が遅くまで出ないよね」



彼は「じゃ」と言って
アタシの車を降りた。



帰る途中
貴之からメールがきた。



『祥子、また会って欲しい』




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