好きの種類

覚えていたのか...
忘れてくれてても
良かったのに...



「わかったよ」



彼の左隣に
少し間を空けて座った。



「これでいい?」



ニコッと笑った後
彼は首を横に振った。



「ダメだよ、もっと近くなきゃ...」



そう言って
私をギュッと抱き寄せた。



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