【長】さくらんぼ




亮「……か…な……?」


香菜「…へ?」


弱々しい声だけど…

ちゃんと亮の声がした


香菜「え?亮?」


亮「おー…何……その顔…」


そこにはあたしを見る亮がいた




母「嘘っ…」


ママは驚いたような、うれしいような…

そんな顔をしていた




皇「すっげ……香菜ちゃんの声が届いた」


亮「いてっ…俺……どうなったの?」


母「覚えてないの?学校行くとき、バイクにぶつかったのよ?」


亮「あ〜そういえば………飛び出してきた猫よけたら…バイクが目の前に……」


説明してる亮にあたしは抱き着いた


香菜「亮〜っ…よかったあ〜〜」


亮「いてぇっ…香菜まじ痛っ」


香菜「あっごめん!!大丈夫?」


皇「大丈夫大丈夫!!その方が早く治るかもよ(笑)」


皇くんの言葉に亮も笑顔になる


亮「そんなわけあるかよ(笑)」


皇「でも香菜ちゃんのおかけで、目覚めたんだぞ?」


亮「へ?まじ?」


少し赤くなる亮…



思ったより全然大丈夫みたいで

安心した








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