【長】さくらんぼ
そして今日もいつも通り亮の病院で一緒に過ごしてた
亮「クリスマスまでに退院できっかな〜」
香菜「無理だったらここでクリスマスしよ♪」
亮「まじで病院〜?
やっぱクリスマスは二人でいたくね?」
亮の言葉にドキッとする
香菜「そ、そうだねっ」
亮「……クリスマス…何がほしい?」
香菜「えっ…う〜ん……亮は?」
亮「俺、何もいらねぇよ?
毎日見舞いにきてくれてるから、もう何も必要ねぇ」
真剣な目で言う亮に、胸のドキドキが止まらなくなる…
香菜「あたしがきたいからきてるだけっ
…遠慮しなくていいよっ…何がほしい?」
亮「その言葉まじうれしい!!ありがとなっ
…じゃあ……キスがしたい」
小声で亮が言う
香菜「えぇ!?……今?」
亮「そっ♪いつもアイツいるからできねぇじゃん?
俺、死にそうなんだよっ」
ニヤつきながら言う亮
今日はまだあの子いないもんね…
嫌なわけないじゃない
あたしたちは…カーテン越しの人の声にドキドキしながら
キスを交わした