【長】さくらんぼ
龍「いやっ別に!!」
それなのに隠す龍くん
話したくないことを無理矢理聞くことはできないし…
香菜「じゃあ…話せるようになったら教えてね?」
そう言うしかなかった
龍「…まじで何にもねぇけどな♪」
香菜「そ?……聞いてくれてありがと♪だいぶもやもやがなくなったよ」
龍「それはよかった」
香菜「じゃあ帰るねっ…ばいばい♪」
龍「おぉじゃあなっ」
あたしは龍くんに手をふって、公園を出ようとした
龍「香菜っ!!」
急に後ろから龍くんの叫び声が聞こえた
龍「自分の気持ちに正直になれよ!!何かあっても俺が助けてやるからっ!!」
香菜「………何のこと〜?」
あたしも叫び返した
龍「わかるときがくるから!!………約束しろっ」
何のことなのか…何が言いたいのか…
よくわからなかったけど、あたしは返事をした
香菜「わかった〜」
龍「よしっ…じゃあ気をつけて帰れよー」